昨日の一言まとめ:米国の半導体は「買い戻し」で強かったのに、日本の半導体はまさかの韓国発ショックで殴られる、という完全にねじれた1日でした。僕の製造メーカー株ポートフォリオも見事に巻き込まれています。。。
S&P500の動き
直近営業日(7月6日)のS&P500は前日比+54.19ポイント(+0.72%)の7,537.43で取引を終えました。ブロードコム(AVGO)がアップル(AAPL)との協業契約を2031年まで延長すると発表し株価が急騰、これをきっかけに半導体・ハイテク株全体に買いが波及しました。セクター別では11セクター中5セクターが上昇し、コミュニケーション・サービス(+1.64%)と情報技術(+1.34%)が上位。一方でヘルスケア(-1.17%)や公益事業(-1.06%)などディフェンシブ系は売られており、明暗が分かれる展開でした。
SOXの動き
SOX(フィラデルフィア半導体株指数)は前週6月30日〜7月2日にかけて11%超の急落を演じていましたが、7月6日は買い戻しにより約+2%の反発となりました。エヌビディア、マイクロン、AMD、インテルなど主要半導体銘柄が軒並み上昇しています。
日経平均・TOPIXの動き
一方、7月7日の日経平均は大幅続落。前日比-1,480.73円(-2.12%)の68,256.96円で終了しました。取引時間中は下げ幅が一時1,700円を超える場面もありました。TOPIXは-11.01ポイント(-0.29%)の3,829.48と、日経平均に比べると下落率は限定的で、半導体・値がさ株の比重が大きい日経平均だけが大きく崩れた形です。
主な寄与銘柄
下落寄与(日本):キオクシアHD(285A)が株価11%安と急落し、日経平均を約213円押し下げ。東京エレクトロン(8035)も約179円の押し下げ要因となり、この2銘柄だけで約502円分の下落寄与となりました。
上昇寄与(米国):ブロードコムの契約延長ニュースを受け、エヌビディア(NVDA)、アップル(AAPL)、マイクロン(MU)、AMD、インテル(INTC)が上昇。一方でマイクロソフト(MSFT)、イーライ・リリー(LLY)、J&J(JNJ)、アッヴィ(ABBV)、エクソン・モービル(XOM)は下落しました。
変動要因まとめ
米国側は、独立記念日明けの週明けに半導体・ハイテク株の買い戻しが優勢となったところに、ブロードコムとアップルの契約延長という個別の好材料が重なり相場を押し上げました。日本側は自国要因というより、韓国のサムスン電子・KOSPIが大幅下落したことで地合いが悪化し、東京市場でもキオクシアなど半導体関連に売りが波及した格好です。ドル円は162円台での攻防が続いており、日銀の介入警戒も引き続き相場の重しになっています。
Kenのコメント
米国の半導体は強い、でも日本の半導体(装置・メモリ)は韓国発のとばっちりで殴られる。。。というのが今の構図で、製造メーカー株を中心に持つ僕としては地味にキツい展開です。ドル円は162円台で膠着気味なので、為替差益で株の含み損をカバーする、というシナリオも今回は期待薄。当面はTOPIXの底堅さを頼りに、半導体比率を少し下げることを検討中です。

