【2026年7月16日】昨日の市場まとめ:インフレ鈍化でS&P500続伸も、半導体はまさかのSOX大幅安。日経は逆に半導体が主役で+1,000円高

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昨日の一言まとめ:米国のインフレ指標が2日連続で予想を下振れ、利上げ観測の後退でS&P500は2日続伸。でも半導体株には利益確定売りが出て、SOXはむしろ大幅安という「ねじれ」の展開でした。日本では逆に半導体関連が日経平均を1,000円超押し上げていて、同じ半導体でも国をまたぐと明暗が分かれるという、ちょっと面白い1日でした。

S&P500の動き

7月15日のS&P500は前日比+28.81ポイント(+0.38%)の7,572.40で取引を終え、2営業日続伸しました。6月の生産者物価指数(PPI)が市場予想を下回り、前日のCPIに続いてインフレ鈍化を示したことが買い材料に。米国債利回りの低下を受けて、アップルやオラクル、メタ・プラットフォームズなど大型テック株は堅調でした。

SOXの動き

フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は大幅下落となりました(具体的な下落率は情報源からは確認できず、調査中)。インフレ鈍化という同じ材料でも、半導体株には利益確定売りが優勢となり、デル・テクノロジーズやウエスタン・デジタル、AMD、ラム・リサーチなどが軒並み下落。ナスダック100も-0.28%とマイナス圏で終えており、主要3指数の中で唯一の下落でした。

日経平均・TOPIXの動き

7月15日の日経平均は前日比+1,008.01円(+1.49%)の68,751.51円で続伸。TOPIXも+49.14ポイント(+1.22%)の4,088.12と大幅高でした。前日の米ハイテク株高に加え、蘭ASMLホールディングの好決算、台湾・韓国のハイテク株高も追い風となり、日米で半導体の明暗がくっきり分かれる展開になりました。

主な寄与銘柄

上昇寄与(日本):アドバンテスト(6857)、東京エレクトロン(8035)、キオクシアHD(285A)の3銘柄だけで日経平均を700円程度押し上げたほか、イビデン(4062)、レーザーテック(6920)、TDK(6762)、フジクラ(5803)、太陽誘電(6976)、SCREEN(7735)、信越化学(4063)も上昇に貢献。米国個別:上昇はアップル(AAPL)、オラクル(ORCL)、メタ(META)、フィリップ・モリス(PM)、ウェルズ・ファーゴ(WFC)など。下落はデル(DELL)、ウエスタン・デジタル(WDC)、AMD、ラム・リサーチ(LRCX)、エクソン・モービル(XOM)などでした。

変動要因まとめ

米国では6月PPIがCPIに続いて予想を下振れ、FRBの早期利上げ観測が後退。国債利回り低下を受けて通信サービスや一般消費財、金融セクターは買われた一方、半導体セクターには目先の利益を確定する売りが広がりました。日本では自国要因というより、前日の米ハイテク株高とASMLの好決算、台湾・韓国株高を受けた「半導体の買い戻し」が主導する展開。ドル円は6月PPI・CPIの下振れを受けて円高方向に振れ、162円台前半でのもみ合いとなりました。

Kenのコメント

僕が保有しているアドバンテストや東京エレクトロン系の製造メーカー株にとっては、日経平均を700円以上押し上げる主役になってくれて素直に嬉しい1日でした。ただし本家アメリカのSOXは利益確定売りで大幅安になっていて、同じ半導体でも国内外で温度差があるのは覚えておきたいところ。ドル円は162円台前半で方向感が定まらず、インフレ鈍化観測が続く間はしばらくこのレンジでの綱引きが続きそうです。

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