昨日の一言まとめ→「様子見ムードのNYと、半導体主導で反発する東京」で温度差がくっきり出た一日でした。決算発表を控えるとここまで手が止まるものかと、地味に勉強になりました。
S&P500の動き
7月22日(水)のS&P500は前日比10.24ポイント安(-0.14%)の7,498.96で取引を終えました。大手IT企業の決算発表(特にアルファベット)を控えて様子見姿勢が強まり、全体として小幅安に。中東情勢の緊迫化による原油高と、それに伴う米長期金利の上昇も投資家心理の重荷になったようです。
SOXの動き
フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は12,410.665で、前日比+54.501(+0.44%)とプラス圏で終了。弱気相場入りが話題になったばかりですが、この日は下げ止まり感のある値動きでした。
日経平均・TOPIXの動き
7月23日(木)の日経平均は66,422.60円、前日比+307.00円(+0.46%)で反発。TOPIXは4,053.88で終えています(TOPIXの前日比は調査中)。
主な寄与銘柄
日本:日経平均の押し上げ役はアドバンテスト(6857、寄与度+307.73)が圧倒的トップ。以下ソフトバンクグループ(+95.74)、東京エレクトロン(+30.17)、レーザーテック(+27.35)、村田製作所(+19.79)と、半導体・ハイテク関連が上位を独占しました。米半導体株高を受けた押し目買いが主因とみられます。
米国:上昇組はデル・テクノロジーズ、AT&T、フィリップ・モリス・インターナショナル、ジョンソン・エンド・ジョンソン、エクソン・モービルなど。セクター別では公益事業(+2.29%)、素材(+1.45%)、エネルギー(+1.19%)が上位。下落組はパランティア・テクノロジーズ、アップラビン、インテル、インテュイティブ・サージカル、メタ・プラットフォームズで、コミュニケーション・サービス(-1.30%)が下落セクターのワーストでした。
変動要因まとめ
NY市場は大手IT決算(アルファベットなど)を控えた様子見ムードに加えて、中東情勢の緊迫化による原油高・米長期金利上昇が重荷に。一方の東京市場は、米半導体株の底堅さを受けてアドバンテストなど装置株が買われ、指数を押し上げる展開でした。
Kenのコメント
製造業株(特に半導体装置まわり)にはSOXの下げ止まりがそのままプラス材料になった一日でした。一方でドル円は米長期金利の上昇要因が意識されやすく、ドル高(円安)方向に効きやすい地合いだと思ってます。原油高もじわじわ製造コストに響いてきそうなので、この辺は来週以降も注視したいところです。
